v1.5 リリースノート
今回のリリースでは、パスワード変更機能を新たに追加しました。あわせて翻訳機能の不具合修正、いくつかのマイナーアップデートを行っています。また、現在確認中の未解決の問題についてもご報告します。
✨ 新機能
パスワード変更機能
パスワードの変更操作が可能になりました。ログイン画面の「初回ログイン/パスワードをお忘れの方はこちら」からご利用いただけます。

🐛 不具合修正
翻訳機能の品質改善について
このたびは、翻訳機能におきまして多くのお客様にご不便をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。今回のリリースでの改善内容と、現時点で残っている課題について、ご報告いたします。
■ 発生していた事象
長文(主に 200 段落を超えるような明細書)の翻訳において、誤字・脱字が発生しやすくなる事象が生じていました。
■ 今回の対応
① 一定の分量の明細書における品質改善
おおよそ 200 段落程度(25,000 文字程度)までの明細書について、翻訳品質が安定して一定の水準に達するよう改善しました。
② AI による翻訳チェック機能の追加
原文の明細書と翻訳後の明細書を AI が照らし合わせ、修正が必要な箇所や確認いただきたい箇所を詳細にピックアップしてご報告する機能を追加しました。翻訳結果をそのままご利用いただくのではなく、確認すべきポイントを把握したうえで最終化いただけます。
■ 現時点で残っている課題
以下の点について、引き続き改善を進めてまいります。
- 段落数・文字数が多い場合(例:300 段落を超えるような明細書)では、依然として誤字・脱字の発生確率が高まる可能性があります。
- 比較的分量の少ない明細書であっても、誤字・脱字が発生する場合があることを確認しています。
また、以下の事象が おおよそ 1% 前後の確率で発生することを確認しています。
| 事象 | 補足 |
|---|---|
| アブストラクトが生成されない | |
| 段落番号が乱れる | |
| 原文の日本語見出し(【解決する課題】など)が残ってしまう | 主に中国語翻訳の場合 |
| 改行が適切に挿入されない |
■ 事象が発生した場合の対処方法
万一これらの事象が発生した場合、以下の方法で対応いただけます。
- 不足している文言を補いたい場合:AI とのチャットで不足している文言を生成させ、その内容をもとに Word ファイルをお客様ご自身で調整いただく方法があります。
- 段落の乱れなど、文書全体にわたる場合:お手数をおかけして恐縮ですが、翻訳を再生成いただくことで改善する場合がございます。
■ 今後について
翻訳品質は最優先の改善テーマとして、継続的に取り組んでまいります。お気づきの点やお困りの事象がございましたら、どうぞサポート窓口までお知らせください。今後ともご期待に応えられるよう努めてまいります。
🔧 改善・マイナーアップデート
届出モジュール:発明一覧の新しいビュー
抽出された発明の一覧を、より見やすく確認できるビューを追加しました。

中間処理:AI分析結果の新しいビュー
AIによる分析結果を、より見やすく確認できるビューを追加しました。

このほか、以下の改善を行いました。
- ファイル投入を検知して、投入エリアを自動で広げるようになりました。
- ディスプレイサイズが大きい場合に、スクロールバーが自動で表示されるようになりました。
- 不適切な要素として判定されるファイルの条件を緩和し、これまで投入できなかった一部のファイルもご利用いただけるようになりました。
- AI処理の完了後、デフォルトで表示されるファイルを「AIが生成したファイル」に変更しました。
- 「AI 応答の生成に失敗しました。」「リトライ上限到達」と表示され処理が失敗するエラーについて、発生確率を抑制しました。
⚠️ 既知の問題(対応中)
特定のファイルが「不適切な要素」と判定される事象について(一部緩和済み・引き続き対応中)
一部のファイルを投入した際に、そのファイルが「不適切な要素を含む」と判定され、処理を実行できない事象を確認しています。今回のリリースで判定条件を一部緩和し改善を図りましたが、完全な解消には至っておらず、引き続き対応を進めている段階です。

■ 原因
Genzo AI では、お客様のデータを安全にお預かりするため、投入されたファイルに不適切な内容が含まれていないかを検知する仕組みを導入しています。現在、この検知の基準が想定以上に厳格になっており、本来問題のない正当なファイルまで「不適切」と判定してしまうケースが生じています。これが今回の事象の原因です。
■ 対応状況
判定の基準を、実際の運用に即した現実的な範囲へと、継続的に調整(緩和)しています。
この検知の仕組みは、ファイルに紛れ込んだ不正な指示や有害な内容が、AI の生成結果に混入・悪影響を及ぼすことを防ぐためのものです。たとえば、文書の中に見えない形で埋め込まれた指示によって AI が意図しない動作をしたり、生成物の正確性が損なわれたりすることを、未然に防いでいます。
そのため、基準を一度に大きく緩めてしまうと、本来検知すべきこうしたファイルまで通過してしまい、かえって生成結果の正確性・信頼性を損なうおそれがあります。お客様に安心してご利用いただける品質を維持するため、安全性を確保しながら、正当なファイルが弾かれないよう、段階的かつ慎重に基準の最適化を進めています。
■ 現時点でのご案内
恐れ入りますが、現時点では、ファイルの拡張子を変更するなどの操作を行っても、この判定を回避することはできません。そのため、一部のファイルでは、Genzo AI 上でタスクを実行できない場合があります。
お客様側での対処では解決が難しい事象であり、ご不便をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。基準の調整により順次改善してまいりますので、該当のファイルにつきましては、恐れ入りますが時間をおいて再度お試しいただくか、サポート窓口までご連絡ください。
大容量ファイル(1ファイル 20MB 超)でチャット等が動作しなくなる事象について
1 ファイルあたりのサイズが 20MB を超えるファイルを投入した際に、チャットなどの機能が正常に動作しなくなる事象を確認しています。
■ 原因
ファイルの処理に使用している特定のモデルに、ファイルサイズの上限を超えた際に処理を停止する仕様があるためです。
■ 対応状況
開発チームにて、このようなサイズ制約の厳しいモデルを回避し、より制約の緩い別のモデルへ切り替える対応を検討しています。
■ お客様による回避方法
大容量のファイルは、内部に画像が含まれているケースが多く見られます。ファイルに含まれる画像のサイズを圧縮するなどしてファイル全体の容量を小さくしたうえで、改めて読み込み直していただくことで、ご利用いただける場合があります。
届出の先行文献調査で、カスタムプロンプトが効きにくくなっている事象について
届出モジュールの先行文献調査において、入力いただいたカスタムプロンプトが十分に反映されにくくなっている事象を確認しています。
■ 原因
お客様に入力いただいたカスタムプロンプトが、システム側の処理の過程で、指示としてやや弱められた状態で AI に渡っていることが原因です。
■ 対応状況
お客様のプロンプトが本来の意図どおり AI に伝わるよう、システム内部の処理の整理を進めています。
■ お客様へのご案内
本事象はシステム側の仕様に起因するものであり、お客様側でご対応いただく事項はございません。改善対応をお待ちいただけますようお願いいたします。
ご不明な点やお気づきの点がございましたら、サポート窓口までお問い合わせください。