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FTO(基本操作)

現在の FTO は、トライアル・本契約ともに、調査観点抽出と、お客様が用意した特許リストのスクリーニングをご利用いただけます。検索による母集団作成は現在提供していません。

初めて実行する方は 別作成した母集団を使う を順番に進めてください。このページでは、資料の選び方、結果の読み方、見直しの操作を説明します。

現在利用できる流れ:ステップ1の調査観点抽出から、お客様の特許リストを投入してステップ5のスクリーニングへ進む。ステップ2〜4は現在未提供。

ステップ 1. 開発資料から調査観点を抽出する​

新規案件作成画面で FTO を選択し、案件名と開発資料を入力して「生成を始める」を押します。

開発資料を投入する新規案件作成画面。

開発資料の選び方​

調査対象となる自社製品の資料を投入します。AI はこの資料から「何を調査すべきか(調査観点)」を抽出します。

  • 対応形式: docx / xlsx / ppt / pdf / txt
普段お使いの資料を、そのまま投入してください

製品仕様書・企画書・技術説明資料など、まずは御社でお使いの資料を、加工せずそのまま投入してください。 多少の情報の抜けがあってもスクリーニングに活用できるよう設計していますので、初めから専用の資料を作り込んでいただく必要はありません。抽出された観点を確認し、必要に応じて後から調整できます。

投入いただく資料の例:

  • 新製品の企画書
  • 製品仕様書・設計資料
  • 技術説明資料・開発検討資料

FTO のために新しく資料を作り起こす必要はありません。

資料は詳細なほど、調査の精度が上がります

AI は投入された資料に書かれている内容から調査観点を組み立てます。そのため、製品の技術的な特徴が具体的に記載された資料ほど、的確な調査観点が得られます。

構成・材料・制御方法・寸法条件など、技術的な内容が具体的に書かれている資料をお選びください。

仕様が固まっていない段階での調査について

製品の仕様が固まっていない企画・構想段階での調査にも対応していますが、その場合は**「結論を出せない」という判定結果が多くなる傾向があります。**

製品の構成が確定していないと、特許との比較に必要な情報が不足するためです。

早い段階での調査は、投入した特許との関係を確認する目的には有効です。一方で、明確な抵触判断を得たい場合は、仕様がある程度固まった段階で改めて実施いただくことをおすすめします。

抽出された調査観点を確認する​

抽出されたスクリーニング観点の確認画面。

画面上の**「調査観点」は、スクリーニング観点のことです。** AIが各特許と自社製品を比較する際の基準になります。不要な観点や不足している観点がないか確認し、過不足があれば「再生成する」からカスタムプロンプトで調整してください。詳しい手順は 調査観点の確認と再生成 をご覧ください。

調査観点を確認したら、テンプレートExcelの準備と投入 に進みます。画面上のステップ2〜4は現在実行できません。ステップ1から5へ進みます。

ステップ 5. スクリーニング​

最終ステージです。母集団に含まれる他社特許を、AIが1件ずつ精査します。

画面上のプレビュー(FTO調査レポート)には、調査結果の概要が表示されます。対象国ごとに、判定結果が次の4区分で集計されます。

スクリーニング結果の件数サマリー。

判定区分意味
非抵触抵触の可能性は低いと判断されたもの
抵触可能性抵触の可能性があり、優先的な確認が必要なもの
仕様確認必須自社製品の仕様を確認しないと判断できないもの
仕様確認推奨自社製品の仕様を確認したうえでの判断が望ましいもの

実際の他社特許一覧は、画面右上の「ダウンロード」ボタンから Excel ファイルとして取得してください。投入した特許リストに対する、AIの検討結果と理由を確認できます。トライアルの件数制限は トライアルのご案内 をご覧ください。

「仕様確認必須・推奨」が多い場合

自社製品の仕様がまだ固まっていない段階では、この2区分が多くなる傾向があります。仕様が固まった段階で改めて調査いただくと、より明確な判定が得られます。

他社特許のデータを取得できない案件があります

現在、一部の他社特許について、特許データベースから詳細な情報を取得できない事象を確認しています。

該当する特許は、AIによる判定が行われないまま Excel に出力されます。(判定結果が空欄、または内容が不十分な状態で含まれます)

お手数をおかけしますが、Excel をご確認の際は、判定結果が入っていない行がないかもあわせてご確認いただき、該当する特許については個別にご精査くださいますようお願いいたします。ご不便をおかけしますことをお詫び申し上げます。

請求項に画像の化学構造式がある場合は原文も確認してください

他社特許の中には、請求項に化学構造式が画像(図)として埋め込まれているものがあります。この場合、画像内の構造式を十分に読み取れず、検討結果に影響する可能性があります。

化学・材料・医薬など、構造式そのものが権利範囲の中心となる技術分野では、この事象が起こりやすくなります。該当分野の調査では、AI の判定結果をそのまま採用せず、対象特許の請求項を原文でご確認くださいますようお願いいたします。

最終的な判断は専門家の確認のもとで

本レポートはAIによる調査結果です。抵触の有無に関する最終的な判断は、必ず弁理士等の専門家がご確認のうえ行ってください。


調査観点を見直す​

スクリーニングから調査観点抽出へ戻る​

「前フェーズに戻る」操作で、フェーズ5からフェーズ1へ戻れます。 検討結果を見て製品情報の不足に気づいた場合などに、調査観点を見直してください。

「前フェーズに戻る」ボタン。

カスタムプロンプトで修正方針を伝える​

調査観点を再生成する場合は、カスタムプロンプトに何を追加・変更したいか具体的に入力します。

  • 「信号処理部の構成に関する観点を追加してください」
  • 「製造方法に関する観点は対象外としてください」

生成後は、意図した内容が反映されているか確認してください。

再生成前に必要な結果を保存してください

再生成すると、そのフェーズ以降の生成済みファイルは削除されます。手元に残したい結果は、先にダウンロードしてください。

結果を確認する際のポイント​

AIが検討するのは、投入したリストに含まれる特許です。リストに含まれない特許の有無や、調査対象の網羅性を確認するものではありません。

すでに確認した特許と結果を比較し、重要と考えている特許の扱い、検討理由の妥当性、情報不足で未判定になっている行をご確認ください。